チラ裏モノクローム

留学と旅行の備忘録的なもの。

氷の国は緑の国 Pt.3

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第三弾です。今回は残りの4日間のことを。

acidburghaus.hatenablog.jp

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5日目

5日目はレイキャヴィク市内を観光しました。昼前から行動を開始、とりあえず腹が減っていたので、最初の目的地にしていたハットルグリムス教会に登る坂にあるOstabúðinというレストランで昼食。店員さんのオススメはFish Of The Day。

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ちょうど良い焼き加減、脂がのっててかつホロホロ、チーズのソースもめちゃくちゃ美味い、最高の昼食でした。値段も(アイスランドにしては)お手頃でした。この辺りから少し金銭感覚がおかしくなっていた気がします。

昼食後は街のランドマーク、ハットルグリムス教会へ。

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遠くに教会。期間限定で坂道がカラフルになっていました

教会は入場無料。展望台は1000クローナをショップで払えば登れます。

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教会内部。20世紀の建築物なのでコンクリート造り。

せっかくなのでタワーも登りました。なんでもこれがアイスランド一高い建造物みたいです。

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やっぱり色使いがかわいい

丘陵地に3、4階建ての建物がズラーっと並んでいるのは日本ではあまり見ない光景な気がします。

教会の後は有名なレコードショップを回ります。

まずは一番近くにあった12 Tónarに行きました。

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中に入って少し見てると、オーナーのおっちゃんが「どんな音楽が好き?」って聞いてきたので、シガーロスが一番好きなんですって答えると、「そんな君にはこれがオススメ」ってRökkurróというバンドのCDを紹介してくれました。「よかったら聴いてみる?」とも聞いてこられたので断るわけもなく、試聴スペースへ。「コーヒー飲む?」とも聞いてこられました。サービスがすごいなと感動。CDもすごくよかったので買いました。店内にはビョークシガーロスのポスターやポストカードも売っていました。
Í Annan Heim - YouTube

 

次は、メインストリート沿いにあり、ビョークシガーロスが所属しているレーベル兼レコードショップのBad Tasteへ。

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緑色の壁が目を引きます。見逃すことはまぁないと思います。

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ビョークのPostのゴールドディスクか何か

所属アーティストの作品がたくさん置いていました。ほかも世界中のニューリリースアルバムもたくさん。あとビョークのTシャツなんかもあったり。

最後はフルンムルにあるLucky Recordsへ。

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お店の規模はここが一番大きいです。アイスランドのメタルやジャズなんかのコーナーもありました。中古レコードの品揃えが半端じゃないです。旅行客なのでちゃんとは見ませんでしたがすごいです。ここではOf Monsters And MenのファーストのLPと、Agent FrescoのセカンドのCDを買いました。Agent Frescoは店員さんもお気に入り。北欧の美メロと複雑なプログレが合わさった音楽で本当にかっこいいので聴いてみてください。


Agent Fresco - Dark Water (Official Video)

この後は何軒かおみやげ屋さんを覗き、ホステルに戻りました。

 

6日目

6日目は温泉へ行きました。ブルーラグーンが一番有名ですが、そこではなくシークレットラグーンというところへ。一度潰れたみたいですが、アイスランドで一番古い温泉らしいです。

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レイキャヴィクからバスツアーで1時間半から2時間ほどでした。

シャワーを先に浴びてから入るのがこちらのマナー。もちろん水着も必要です。温度は大体38℃くらいで少しぬるめ。後、少し臭いがキツいです。

日本を離れてから3ヶ月ぶりに全身浸かったのでなんかすごく安心しました。

湯上りにコーヒー牛乳どころか牛乳もなかったです。素晴らしさを教えてあげたい。

午後3時ごろにレイキャヴィクに戻ったので、夕方からまた街をぶらぶらとしていました。あまりにも寒かったので目の前にあったMokka Kaffiというカフェに入って休憩。ワッフルとモカを頼みました。少し甘すぎるセットでしたが美味しかったです。

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この後晩御飯をどこかで食べるつもりでしたが思ったよりお腹いっぱいになったのと、思ったより高かったのでこれを晩御飯がわりにしました。お金の問題はどうしようもないので...

その後教会前の坂を歩いていると12 Tónarからギターの音が聴こえたので覗いてみたらJFDRというシンガーソングライターの方がフリーライブをしていました。こんないい音楽を気軽に聴ける国を好きにならないわけがないんですよね。

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7日目

この日のスタートは宿の移動。予約を少し間違えてしまって別のところに移動しなければならなかったのですが、空いていた安いところがダウンタウンの全く反対側のフルンムルだったので重たいスーツケースを持って15分くらい移動。これが旅行で一番辛かったです。

フロントで荷物を預かってもらい、街に出ます。カフェで軽く朝食を食べてから、3日目に見れなかったホエールウォッチングのリベンジへ向かおうとした時に、電話で風が強すぎて船を出せないと伝えられました。クジラとはとことん相性が悪いみたいです。次の日はイギリスに帰るので結局見れず。前回書きましたが、リベンジは無料。12000クローナ払って船酔いしただけじゃ悲しいのでもう一度アイスランドに戻ってこようと決めました。

急遽一日空いてしまったのでまたしても市内をぶらぶらと。とにかくメインストリートにあるお土産やさんをたくさん回りました。オススメのお店も何軒か見つけたので紹介しておきます。

  • メインストリートの西の端にあるIcewear Magasin Austræti

一階は服屋で地下がお土産屋になっていました。お土産は古いコインやお菓子など色々ありましたのでここだけで満足できそうなくらいです。

  • Bad Tastesの近くのVínberið

アイスランドのチョコレートが中心のお店です。どうやらアイスランドの人はチョコがすごく好きらしいのでお土産としても人気らしいです。

  • フルンムルの近くのTe&Kaffi

ここはカフェに本屋が併設されているようなお店でした。絵本なんかもありましたし、北欧デザインやバウハウスの本なんかもありました。

  • Bad Tastesを少し西に行ったところにあるHrím

北欧デザインの雑貨がたくさん置いてるお店です。たまに北欧のものじゃないのもあるので注意です。

 

一通りお土産を買った後はLucky Recordsでフリーライブをやっていたので見に行きました。

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ちょっと変わったオルタナでしたが良かったです。Bagdad Brothersというバンドみたいです。お菓子とコーヒーも振舞われていました。この後Teitur Magnussonというアーティストのライブもあったんですが、疲れが溜まってたのでホステルで休んでいたら見逃してしまいました。

さて、最後の夕食ですがVitabarというレストランでハンバーガーを食べました。

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最後ぐらいビールでも飲もうかと思いましたがあまりにも高かったので断念。

ハンバーガーはとても美味しかったです。結局1週間ジャンクフードばかり食べていました。地元民もジャンクフード大好きみたいなので地元民に近い生活だと自分に言い聞かせていました。普通の食事が高すぎるのや...

やっぱり最後になにかアイスランドのもの食べたいなって食後に思ったのでスーパーでスキールを買いました

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ブルーベリー味。チーズとヨーグルトの間のような味だけど分類はチーズって聞いてたんですけど、ブルーベリー味だったからかもしれませんが粘り気のあるヨーグルトやなぁって思いました。案外美味しかったです。ただこれに数百円も払うのはこれっきりだと思います。

 

8日目

この日はイギリスまで移動です。朝5時台に起きて準備をしてシャトルバスで空港へ向かいます。帰りたくないな〜ずっとここに居たいな〜って道中ずっと思っていました。

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最後に

アイスランドは自然は厳しいけど人は優しい国でした。独特に育った文化を感じ何故ここが人気の観光地なのか分かった気がします。

後悔は、ポンドからクローナに両替してしまったことぐらいです。全く現金は必要なかったです。本当に一度も使わなかったです。

レイキャヴィク市内と観光地しか行ってないですけどその辺はどこでも英語が通じるので、最低限の英語が分かれば心配はいらないと思います。

 

以上です!最後まで読んでいただいてありがとうございました!アイスランド旅行記でした!🇮🇸🇮🇸🇮🇸🇮🇸🇮🇸