ブリテン島南下旅 9日目【カーディフ】
昨日からブリストルを拠点としています。旅行を始めてから一週間経ちました。イギリスを出国するまであと一週間です。早い、早すぎる。
今日はバスと電車で1時間半ほどのところにあるウェールズの首都カーディフに行きます。
カーディフに行くためにはブリストル郊外にあるBristol Parkway駅まで行かなければなりません。バスで40分ほど。日曜日は30分に1本しかないので不便です。
そこから最新車両っぽい特急電車に乗って40分ほど。
定刻通り到着。ウェールズ語分かんね!
最初に行ったのは駅のすぐ近くのミレニアムスタジアム。ラグビーとフットボールのウェールズ代表の本拠地。開閉式の屋根で74000人収容とかなりデカいスタジアムです。このサイズが何個かあるからイギリス凄い。
川沿いのファーマーズマーケットを通りすぎてスタジアムの北側に出ます。
ビュートパーク。心地よい朝感あるけど寒くて震えてた。葉っぱは落ち切ってるけど、日本は今紅葉の見頃でしょうか?
公園を一周したあとはキャセイズパークに行きます。ウェールズの首都機能が集まっているところです。
綺麗に整えられたお庭もありました。ビュートパークとここは散歩したくなりますね、もう少し暖かければ。
すぐ隣にはカーディフ大学。
大学が歴史ある建物って憧れますね。
お庭の南には市庁舎。時計とドームが綺麗です。
隣には国立博物館がありました。ウェールズ語と英語で書かれてましたが一部英語が剥がれてて全く理解できないものもありました。ケルト語派だから推測もできないんよな。
街の中心部に向かいます。
前日に南アフリカ対ウェールズのラグビーの試合がミレニアムスタジアムであったようなので、街の至る所で南アフリカの国旗を見かけました。そういえばこの前前日本代表のヘッドコーチだったエディジョーンズさんがスカイスポーツのインタビューで日本ラグビーのこと語ってるのがあったらしいです。見たかったな。
カーディフ城。入り口までは入ってみたけど見てたらこれだけで丸一日使ってしまいそうだからパスです。
キャッスルクォーター。ウェールズカラーの幟がたくさんです。
キャッスルクォーターアーケードなるところ
中はめっちゃきれい。それでオシャレなカフェもたくさん入ってました。
近くのモーガンクォーターにある世界一古いレコードショップに行こうと思ってたんですが日曜は定休日だったようです。リサーチ不足。
1時を回っていたのでお昼ご飯をThe Grazing Shedというハンバーガー屋で。ちょうどいいサイズのハンバーガーと揚げたてポテトとドリンクバーのセットで£10でした。ちゃんと美味しかったです。
腹を満たしたら海を目指します。駅からひたすら南に20分ほど進みます。
ロイドジョージアヴェニューという道を歩きました。
この辺りで気づいたのですが、カーディフめっちゃゴミが少ない。エディンバラだとゴミの上を歩いているような感覚でしたがそれに比べると本当に少ない。どっちも街にあるゴミ箱の数はそんなに変わらないと思うんですけど、なんなんでしょうね。エディンバラの唯一嫌いなところです。
海まで来ました。まず見つけたのはガンジー像。最近できたばかりだそう。
ミレニアムセンター。イベントホールです。
ウェールズ語か英語かに統一してほしい。
カーディフ出身のアイヴァーノヴェロという方の像。記されているように、歌手、作家、俳優とかならマルチなエンターテイナーだったようです。
その隣の赤い建物はピアヘッドビルディング。貿易センターのようです。
そして海。久しぶりに見た。この旅行で初めてだと思う。港はリヴァプールとかブリストルで見たけど川にある港でしたので。リヴァプールはほぼ海みたいな位置やけど。
綺麗ではないです。
こちらはNorwegian Church Art Centre、ノルウェー教会です。北欧風の建物ですね。
ここはチャーリーとチョコレート工場の作者、ロアルドダールが通っていた教会のようです。彼はノルウェーからの移民の子供のようです。
アートセンターと名前がついてるように中では展示がやってて、今はハンドメイドのアクセサリーだとかクリスマスカードとかスキンケアグッズとかが売ってました。クリスマスカードが可愛かったので家のお土産に一枚買っておきました。
海を離れ街の方に戻ります。
たくさんウェールズの国旗が下がってたけど、たくさん見るの初めてやからすごい違和感。
カーディフをウェールズ語で書くと全然違うスペルになるんですね。スコットランドでゲール語たまに見たけど全く理解できなかった。難しい。スコットランドでのゲール語に比べるとこっちはウェールズ語を話す人はけっこう多いようですね。海沿い歩いてるときにそれらしき言葉で話してる若者がいました。スコットランドではハイランド地方では学校で教わっているようですがグラスゴー、エディンバラなどでは教わらないようです。そのうち話す人がいなくなってしまうんですかね。
電車が出る少し前のちょうどいい時間に戻ってこれました。首都感はほぼない小さい街でした。さよならウェールズ。
帰りは鈍行です。ウェールズもイングランドも周りが牧場だらけなのは一緒です。
3時過ぎの電車に乗って4時前にBristol Parkwayに戻ったのですが乗りたかったバスがなぜか来なかったため1時間極寒の中待って5時半ごろ市内のホステルに着きました。ちょっとイラッとしましたがこの程度はよく起こるんでしょうね、大変。
着いた頃には真っ暗です。今日もハーバーランドっぽい。